経営計画発表会の意義

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■区切りを持つことの大切さ

会社を運営していると良いときだけではありません。むしろ厳しいことのほうが多いのかもしれません。

そんな中諦めずに前へ進めるのは毎年の経営計画発表会を区切りとして新たな気持で1年頑張ろうと考えられるからです。実務ベースで言うと1年間の事業活動の結果、方針で見直すべきところは経営計画書を改版します。

経営計画発表会は「また1年頑張るぞ!」という精神的な面があります。いくら経営計画書を改版して立派なものを作ってもそれを実践するのは人です。そういう意味では経営計画書を毎期改版することと、経営計画発表会はセットで考える必要があります。

 

■PDCAサイクルを回す

会社とは仕組みの集合体です。毎期仕組みの改良や新規追加を繰り返し結果を出していく事が大切です。

仕事が来たらこなすだけではみんなが同じ会社に集まっている意味がありません。組織である強みを最大限に生かすには仕組みが必要です。仕組化を見える化したのが経営計画書であり内外にその進行具合を表明するのが経営計画発表会なのです。

■それぞれの立場の経営計画発表会

経営計画発表会は社員、取引先、金融機関を招待し開催します。

社長は会社をどの様な方向へもっていくかという決意を表明する意味合いがあります。社長の頭の中だけの経営計画の場合、うまくいかなかった時でも、ごまかすことが出来ます。経営計画書を作成し発表することで腹を括るということです。

社員は自分の会社がどこに向かっていくのか、自分の人生の方向性と合っているのかを知ることが出来ます。それを知ることで目標を立てて自己実現していくことも可能ですし、ほかの人の自己実現もサポートできます。

取引先、金融機関には我が社の経営計画を十分に理解してもらい応援してもらえるように情報公開していくということです。会社は多くの利害関係者に支えられて成り立っています。それに感謝する場でもあります。

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