■与えられるから目的を持たないのでは
街を歩いていると視覚、聴覚から色々な情報が勝手に入って来ます。家でインターネットを見ていると同じ状況になると思います。人はこれで何かをやっている気になってしまいます。昔は何も無かったので退屈だっただろうなぁと思いますよね。だからこそ昔の人は目的意識を持ちやすかったのかもしれません。一見便利な世の中になったので昔の何倍も物事をこなせると思いがちですが、それは与えられているだけで、なんの目的も持たないと行先を見失った船になってしまいます。それすら気付かせないのが情報の洪水。怖いですね。
■目的は不便・困難・苦労から持ち始める
人は虫歯にならないと歯医者に行きません。今の世の中は便利なものが与えられ、困難・苦労はなるべく取り除かれる風潮にあります。なので目的を持たなくても生きていける。持つ理由が無いのです。苦労してまでそんなことしなくても食べていける。そう考えている人は多いのではないでしょうか?
■目的が達成された時、大きな喜びとなる
目的が達成された時、便利なものを与えられたときとは異なる大きな喜びを得ることが出来ます。それは今まで同じグループに居た人々に注目される側になるかのように明らかにベクトルが発生します。それが段々風格をまとい更に成長します。最近では学校で競争しない、ネジ曲がった平等をうたっているため、注目される側が嫌な人も増えてきたのではないでしょうか。成功を重ねてリーダーとしての風格をまとうのはそういうことなのです。
■でも必要とされたい
人間は誰しも必要とされたいのですが、同時に誰かを必要としています。選ぶ側の心理は相手が目的を達成する能力があるかを無意識のうちに見ています。ということは一見目的が無いと思っている人も目的を持っています。情報の洪水の中でわからなくなっているだけなのです。
■幸せとは生きる目的を感じること
他の人と目的を共有できた時、幸せを感じます。結婚もそうですよね、家庭を築くという共通の目的を持って進んでいきます。会社も同じです、同じ会社に所属して皆で力を合わせていろいろな事業目的を達成していきます。あなたは仲間にとってかけがえのない存在なのです。
■過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる
過去の事をくよくよしても仕方がないし、今後の目的をキチンと持って未来を変える努力をしたい。周りの人が協力してくれないと、他人のせいにせず、自分を磨いていれば自ずと周りが協力してくれるようになってくるでしょう。明るい未来はもうそこまで来ています。